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暖衣飽食
「暖衣飽食〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暖衣飽食の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「慈悲」より 著者:岡本かの子
方なのでした。そういうものには、そうさせて置くのが好いのです。彼の幸福は、決して
暖衣飽食して富家に飼われ養われて居る生活のなかには感じられなかったのです。彼は主....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
ない。断食の為めに消耗し切っている肉体も、少しも使いよいとは言われないと同時に、
暖衣飽食によりて、えごえごしている肉体も甚だ面白くない。友よ、若しも我等の仕事を....
「帝銀事件を論ず」より 著者:坂口安吾
ぜであるか。まずそれを考えることである。 私は政治家が、政治家的ルートによって
暖衣飽食していることをとがめたいとは思わぬ。むしろ
暖衣飽食すべきだと思う。かつて....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
方なのでした。そういうものには、そうさせて置くのが好いのです。彼の幸福は、決して
暖衣飽食して富家に飼われ養われている生活のなかには感じられなかったのです。彼は主....
「三国志」より 著者:吉川英治
ばかり日々夜々の戦いに苦闘しつつあった古人を、後世のご苦労なしの文人や理論家が、
暖衣飽食しながら是々非々論じたところで、それはことばの遊戯以外の何ものでもないの....