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「暗弱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

暗弱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新女大学」より 著者:福沢諭吉
。其生育如何は自問して自答に難からざる可し。在昔《ムカシ》大名高家の子供に心身|暗弱《あんじゃく》の者多かりしも、貴婦人が子を産むを知て子を養育する法を忘れたる....
三国志」より 著者:吉川英治
ヲ取ラント欲スト。 亮思エラク、不可ナリ。益州(蜀)民ハ強クシテ地ハ険。 劉璋ノ暗弱ヲ以テシテモ守ルニ足レリ。今、師ヲ挙ゲテ遠征シ転運万里、全功ヲ収メント欲シ、....
三国志」より 著者:吉川英治
で、いわゆる三章の寛仁な法をもって、まず民心を馴ずませたのだ。――前蜀の劉璋は、暗弱、紊政。ほとんど威もなく、法もなく、道もなく、かえって良民のあいだには、国家....