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暗赤色
「暗赤色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暗赤色の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ス状星雲に最も近似したもの)から始めて、最後には既に消えかかっていると考えられる
暗赤色のものに終るという等級を作ったのである。これらの光った星の次に来るのが暗黒....
「待呆け議会風景」より 著者:宮本百合子
ある。議席も議長席も傍聴席と同じおだやかな藍灰色の天鵞絨《ビロード》ばりで、下は
暗赤色の絨氈がしきつめられている。半円形に並べられている議席はまだ空虚で、一段高....
「魔都」より 著者:久生十蘭
してしるされていたからであります。……最初死体を検証いたしましたとき、右眼の上が
暗赤色|粗※《そぞう》面を呈しているだけだったので、格別大したものと思いませんで....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
ように白色《はくしょく》を呈《てい》しており、そして花穂《かすい》の苞《ほう》が
暗赤色《あんせきしょく》であるから、わがバショウの葉の裏面《りめん》が緑色で、花....