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暮れ果てる
「暮れ果てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暮れ果てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
消えるように何処へか散り失せてしまった。水に落ちたものは流れもあえずに、夏の日の
暮れ果てるまで竪川を白く埋めて、涼みがてらの見物を騒がせていたが、あくる朝は一匹....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
なると、立派な膳部を運んで来てくれた。それでも役人の不安はまだ去らないので、日の
暮れ果てるのを待って、そっとうしろの戸をあけてあたりを窺うと、今夜は月の明るい宵....