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暮年
「暮年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暮年の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
、それまでであるが、保胤が長年の間、世路に彷徨して、道心の帰趨を抑えた後に、漸く
暮年になって世を遁れ、仏に入ったとは異なって、別に一段の運命機縁にあやつられたも....
「遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
朱の盤、かの老媼茶話に、 奥州会津|諏訪の宮に朱の盤という恐しき化物ありける。或
暮年の頃廿五六なる若侍一|人、諏訪の前を通りけるに常々化物あるよし聞及び、心すご....