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暴る
「暴る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暴るの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
妻を引連れて、 風の軍勢はかしこに氷の息吹きと飛び行く、 されど神はその止度なく
暴るることは許さじ。 (注一) ここで海神ポセイドン(Poseidon)の配偶ア....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
くが、子供には手頃でいつの時にも行わるるのは二枚半の絵凧である。 武蔵野を吹き
暴るるからッ風の音、ヒュウヒュウと顔に鳴るとき鯨髭の弓弦もそれに劣らず唸り出して....
「取舵」より 著者:泉鏡花
冥護はあるぞ、と船子はたちまち力を得て、ここを先途と漕げども、盪せども、ますます
暴るる浪の勢に、人の力は限有りて、渠は身神全く疲労して、将に昏倒せんとしたりけれ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
きい。しかし困厄の力は一層大きい。
唱歌雑※
山の高きより、森の低きより
暴るゝ群は今来たり。
防ぎ難き勢もて進めり。
パンの大神を祭れるなり。
誰一人知....
「三国志」より 著者:吉川英治
。日々曇り日々晴れ、朝夕|不測の風雲をくりかえしているではありませんか。しかも風
暴るるといえ、天体そのものが病み煩っているわけではない。現象です、気晴るるときは....