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曝書
「曝書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
曝書の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「図書館」より 著者:宮本百合子
木の下に赤いポストが立っている。そこが上野の図書館入口の目じるしである。きょうは
曝書でもやっていてお休みではないかしら、余り久しぶりに行くんだもの、そう云いなが....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
を焚《た》く事とは、わたくしが独居の生涯の最も娯《たの》しみとしている処である。
曝書《ばくしょ》は久しく高閣に束ねた書物を眺めやって、初め熟読した時分の事を回想....