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「曰く付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

曰く付きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
が騒動の初まりでした。額は百分の一にも足りない少額であったにしても、御封印厳重な曰く付きの竹流し分銅を他へ流通したとあっては、問題の大きくなるのも当り前のことで....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
うものを本能的に嫌うたちの男で、就任|匆々某署の刑事の不法取調べを告発したという曰く付きの男である。しかもこの点では私も同感で、犯人を拷問するのは自分の職務的手....
怪異に嫌わる」より 著者:豊島与志雄
そのようなこと、坪井君は別に気にも止めなかった。 ――田舎の旧家には、いろいろ曰く付きの物があり、またいろいろの言い伝えがあるものだ。それらのものが積って、家....