曲げ物[語句情報] » 曲げ物

「曲げ物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

曲げ物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
唐檜の伐り痕の、比較的新しいのは、それかも知れない、彼らは盗伐して、板に挽いて、曲げ物のように組んで、里へ出すのである、林務官などが殺されたりするのも、こういう....
山の人生」より 著者:柳田国男
こかの炭焼小屋からでも持ってきたものかこの辺でワッパビツと名づける山弁当の大きな曲げ物を携え、その中にいろいろの虫類を入れていて、あるきながらむしゃむしゃと食べ....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
は村桶があり、また贈答用の角樽もできていたようだが、いずれも檜の板を曲げて綴じた曲げ物だから、そう大きな入れ物にならなかったかと思われる。四国・九州の多くの土地....