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曲尽
「曲尽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
この小説「大菩薩峠」全篇の主意とする処は、人間界の諸相を
曲尽《きょくじん》して、大乗遊戯《だいじょうゆげ》の境に参入するカルマ曼陀羅《ま....
「魚玄機」より 著者:森鴎外
襄陽の杜甫が出て、天下の能事を尽した後に太原の白居易が踵いで起って、古今の人情を
曲尽し、長恨歌や琵琶行は戸ごとに誦んぜられた。白居易の亡くなった宣宗の大中元年に....