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曲庇
「曲庇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
曲庇の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
と義務があろう。従来彼を狂人と云い、猛獣同様に取扱った官憲の非は勿論、同時に彼を
曲庇弁護して、完く無罪、冤罪だと言いふれた者の非をも撃たねばなるまい」 筆者は....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
注目に値する。減刑の主張を理由づけるためには当然、被告を賞恤・救護したり、犯罪を
曲庇したりしたくなるわけだが、第一にそうした目的を持つ集会・出版・報道は法律上禁....
「選挙に対する婦人の希望」より 著者:与謝野晶子
憲政会ばかりを政権争奪者として悪罵し、政友会を専ら誠意に富んだ政党であるかの如く
曲庇した偏頗の沙汰を陋とします。それよりも先ず寺内内閣みずからが政争を超越した公....