曳き船[語句情報] »
曳き船
「曳き船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
曳き船の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
風の力によって遠洋を渡って来る三本マストの帆船であったらしい。それは港の出入りに
曳き船を使うような旧式な貿易船であった。それでも一度それらの南蛮船が長崎の沖合い....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ました。小さい櫂でエッチラおっちら、やっていた骨折りも決して無駄ではなくて、其は
曳き船となり、更にもっと本式の航行形態となりました。 人間の内容が単純である時....