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曳光弾
「曳光弾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
曳光弾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
どろいているが、この頃の僕たちはもうそれに馴れ切ってしまったので、重砲のひびきも
曳光弾のひかりも、さのみに我れわれの神経を刺戟しなくなった。僕たちはそこらに行儀....
「人造人間の秘密」より 著者:海野十三
起っていた。 砲声は、しきりに、夜の天地をふるわせている。気がつくと、頭上を、
曳光弾が、ひゅーンと、気味のわるい音をたてながら、通り越して行く。しかもこれから....
「三国志」より 著者:吉川英治
ごきに、何か異変があると見るや、まず第一の監視所の阜から烽火を揚げる――夜ならば
曳光弾を揚げる――第二の監視所はそれを知るやまたすぐ同様に打ち揚げる。 第三、....