曳航[語句情報] » 曳航

「曳航〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

曳航の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鰊漁場」より 著者:島木健作
名財産袋ともいう。建網でとらえた鰊を「汲み」あげて枠網に入れ、親舟につないで陸に曳航するものだけに、枠網に少しの破損箇所でもあれば折角つかんだ「財産」はそこから....
カンカン虫殺人事件」より 著者:大阪圭吉
れたとかって船主の督促で、昨晩日が暮れてから修繕が終ると、その儘大急ぎで小蒸汽に曳航されて出渠しました。そうですねえ、今日の正午だそうですから、もう四時間もする....
撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
ン。ほかに六〇トンの小蒸汽船「グレタ号」を準備して、黄海を渡るときはチャイナ号に曳航《えいこう》させた。 国旗は北ドイツ連邦旗を掲げた。 乗組遠征隊員は、欧....