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更代
「更代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
更代の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
上り、パレスチナから露西亜へも此れで往って、トルストイの家でも持参の袷と此洋服を
更代に着たものだ。西伯利亜鉄道の汽車の中で、此一張羅の洋服を脱いだり着たりするた....
「考城隍」より 著者:田中貢太郎
っと言葉のきれた時、関帝がいった。 「それでは張生を代理にしておいて、九年の後に
更代さすがよかろう。」 そこで宋公にいった。 「すぐ赴任さすことになっておるが....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
法医の延樹方庵も、控えの間に退ってしまった。そして、徹夜をして詰めていた侍女が、
更代に出て、近侍も、七瀬に頼んで休憩に下るし――それらの人々は、次の間か、遠くな....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
つになって、親鳥がその上に坐り、人が近よっても遁げぬようになってしまった。折々|
更代に入っていて、一方が戻って来るのを待兼ねるようにして、飛んで行くのが雄であっ....