更任[語句情報] » 更任

「更任〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

更任の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
》の春は寂しかった。源氏はことさら寂しくて家に引きこもって暮らした。一月の官吏の更任期などには、院の御代《みよ》はいうまでもないがその後もなお同じように二条の院....
源氏物語」より 著者:紫式部
る薫であった。 二月の朔日に直物といって、一月の除目の時にし残された官吏の昇任更任の行なわれる際に、薫は権大納言になり、右大将を兼任することになった。今まで左....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
争い集まる書肆の要求を無下に斥ける事も出来なかった。 折からあたかも官報局長は更任して、卓落|不覊なる処士高橋自恃庵は去って、晨亭門下の叔孫通たる奥田義人が代....