更地[語句情報] » 更地

「更地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

更地の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
琥珀のパイプ」より 著者:甲賀三郎
たしか今年の五月頃から始まって、地震の一寸前位に出来上ったのですよ」 「それ迄は更地だったんですか?」 「えゝ、随分久しく空地でした。尤も崖はちゃんと石垣で築い....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
ゃないか。今のうちなら、地球へ戻ってくれといえば、艇長も承知してくれるよ」 「今更地球へ戻ってから又出直すなんて、そんなことは出来ませんよ。あの艇長が、かねて決....
椎の木」より 著者:豊島与志雄
で、市の指定保存木となっている。ところが、その木をこめて、三百坪ばかりの地面が、更地《さらち》となって売物に出ていた。川村さんは所有者と交渉して、椎の木のところ....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
ありました。それから鼻欠地蔵だの塩嘗地蔵だのと、面白い名前が幾らもありました。夜更地蔵、踊地蔵、物いい地蔵などというのもありますが、伝説はもう多くは残っておりま....