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書函
「書函〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
書函の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
切にして年の終りになったら立派に表装して、私の Library《ライブラリイ》(
書函)のなかのもっとも価値あるものとして遺しておきましょうと申しました。それから....
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
》の硯《すずり》が一面載せてある。机の側《かたわら》に押立たは二本|立《だち》の
書函《ほんばこ》、これには小形の爛缶《ランプ》が載せてある。机の下に差入れたは縁....
「時限爆弾奇譚」より 著者:海野十三
なるほど。ええと第五号は、紫檀メイタ卓子か。それから第六号が、拓本十巻ヲ収メタル
書函か。それから……」 と、彼は、警告文の左記列項を順々に読んでいって、遂に最....
「公開書架(Open-shelf-system)につきて」より 著者:佐野友三郎
加図書を収容するに堪えざるをもって、ここに一時の急を支うる為め、普通閲覧室内に大
書函八個を据付け、主として一般に需要ある通俗図書につき、(一)辞書、事彙百四十九....
「米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
る同令中には、各小学区は、文庫購入のため、初年度において二十ドル以内、及び、その
書函に要する相当の経費を、また次年度よりは、年額十ドル以内を支出することを得る旨....
「生きている戦死者」より 著者:牧逸馬
estante, Granatos, Budapest. ブダペスト郵便局私
書函である。 維因納《ウインナ》の新聞にはこんなのが出ていた。 先ずおんみ自....