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「書幅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

書幅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ろもの》だ」 神尾主膳はこう言って、一も二もなく良寛を追っぱらってしまったが、書幅を持ちかかえながら番頭がすっぱい面《かお》をしているのを、多少気の毒とでも見....
十九の秋」より 著者:永井荷風
じょしょう》、葉松石《しょうしょうせき》、王漆園《おうしつえん》などいう清朝人の書幅の懸けられてあったことを記憶している。父は唐宋の詩文を好み、早くから支那人と....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、影のちがった物が、遺墨展などに見かけることもあるが、変った語だの歌だのを書いた書幅などは、ほとんど見ない。 そこで、こういう点が考えられる。武蔵は、まま、気....