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書損
「書損〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
書損の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
ったんですかなあ」 「君は一体どう云う風にして、探り出したのだい」 「屑籠の中に
書損いの封筒が投げ込んであったのです」 「ふん、君の話では奴|却々用心して尻尾を....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
紙筆を把らせましても、お照は紙の上に涙をぽろ/\こぼしますから、墨がにじみ幾度も
書損ない、よう/\重二郎の云う儘に書終り、封を固く致しました。 重「これは私がお....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
は、父鋤雲氏の歿後、さかんに遊蕩したらしいのである。何でも長持のなかには、武蔵が
書損じた画稿の反古が、元結で束ねてあったりしたものだそうである。それを息子殿は、....