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書牘
「書牘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
書牘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、下気は泄出の様子までも公報する外国風を採るなどの事なきを望むと、かく答えた予の
書牘《しょとく》を読んで、誠に万事西洋模倣の今日よいところへ気が付かれたと、昨春....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
念として今も愉快なる印象を脳裡にとどめ居り候。今日『日本人』三十一号を読みて君が
書牘体の一文を拝見致し甚だ感心いたし候。立論も面白く行文は秀でて美しく見受申候。....
「梅雨晴」より 著者:永井荷風
たしは西洋文学の研究に倦《う》んだ折々、目を支那文学に移し、殊に清初詩家の随筆|
書牘《しょとく》なぞを読もうとした時、さほどに苦しまずしてその意を解することを得....