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書生芝居
「書生芝居〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
書生芝居の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「市川九女八」より 著者:長谷川時雨
考えながら、静枝は、 「でも――それでも、お師匠《しょ》さんは、もっと新らしい、
書生芝居にもお出なすったのでしょう。」 九女八は、理窟《りくつ》を言う、静枝の....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
明治二十六、七年(下) 人形芝居――夢の世界――日清戦争――浅草座の大入り――
書生芝居の基礎確立――歌舞伎側の敗北 紅葉館の劇談会 劇評家の引幕――天金の天ぷ....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
居士作「春日局」を初演。団十郎の春日局、好評。 ○六月、川上音二郎、藤沢浅二郎の
書生芝居が中村座に乗込み、意外の大入りを占む、東京における
書生芝居の始めとす。そ....
「春泥」より 著者:久保田万太郎
その興行は大当りに当った。――たゞに当ったばかりでなく、その一※興行によって、「
書生芝居」というものが東京の劇壇にはッきりした存在を……ゆるぎのない根ざしをもつ....