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「書経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

書経の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
この「心経」という二字の意味です。 経ということという意味で、「詩経」とか、「書経」などといっているのですが、インドの聖人、すなわち仏陀が説かれたもの、という....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
問題の考慮を、インテリ諸君の日常闘争の問題の一つとして提出したいと思う。 六 読書経済学 読者というものをごく普通に考えると、要するに出版物を読む処の人のこと....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
受取って、それを読んでみると、 「そもそも『百姓』といふは、支那四千年の古典『書経』並びに『詩経』等に見ゆるを最初とすべし。『百姓』とは、あまねく『人民』とい....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
素読で、まず論語を終ると一等となり、孟子と大学を終ると二等、中庸小学で三等、詩経書経で四等、易春秋礼記で五等となって、これで素読が終るのである。それから意味の解....
迷信解」より 著者:井上円了
大意を述べなければならぬ。 五行とは木、火、土、金、水の五種にて、その名目は『書経』の中に出てあるけれど、これを一般に吉凶禍福の判断に用うるようになりたるは、....
孔子」より 著者:和辻哲郎
の言っている天よりも、新しい部分で彼の言ったとせられる天の方が、一層『詩経』や『書経』に近いことになる。これを前に引いた津田左右吉氏の意見、すなわち『詩経』や『....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
単にいえば、『釈名』に人の声であるといっているのがそれで、今少し精しくいうと、『書経』の舜典にあるように、言を永くすることである。『説文』には詠也とあって、言を....
三国志」より 著者:吉川英治
と、玄徳はそのあたりを見廻してそぞろ司馬徽の生活を床しく思った。架上には万巻の詩書経書を積み、窓外には松竹を植え、一方の石床には一鉢の秋蘭が薫り、また一面の琴が....