月の宴[語句情報] »
月の宴
「月の宴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
月の宴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
して、ただ一輸の明月を仰ぐのみ。船客中ドイツ人ウルリヒ氏とともに船橋上に踞し、観
月の宴をなして深更に及ぶ。清風おもむろに来たりて、爽快極まりなし。 日落檣頭夜色....
「三国志」より 著者:吉川英治
てをはなした。 そう聞くや否、張飛は、 「さては先ほど、白々しい礼を執って、観
月の宴に、お招きしたいとかいって帰った使者がそれだろう。小賢しい曲者めが」と、牙....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
止となり、奥曲輪は、ひッそり閑としたものだったが、本間三郎の取巻きどもは、 「無
月の宴もまた、よかろうではないか」 などと、西曲輪のうちへ、城下の遊女たちを招....