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月内
「月内〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
月内の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
当なものや不統一な所もある。(昭和十六年二月校訂の時しるす) 本書は昭和十二年五
月内務省主催第二回神職講習会における講義を速記したものであって、昨年三月|神祇院....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
その前年、新庄《しんじょう》村の小学校地へ桃と桑一千株紀念のため栽えたりしも、一
月内にことごとく抜き去らる。故に欧米にも、林地には必ず小さき礼拝堂や十字架を立て....
「橇」より 著者:黒島伝治
百円のうち……」彼は、受取ったすぐ、その晩――つまり昨夜、旧ツアー大佐の娘に、毎
月内地へ仕送る額と殆ど同じだけやってしまったことを後悔していた。今日戦争に出ると....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》たる骸骨で両肩なし、たまたま人に逢わば乞いてその家に伴れ行き、夜の友となりて六
月内に彼を衰死せしむと信ず(エントホウエンの『グジャラット民俗記』一〇七および一....
「「インガ」」より 著者:宮本百合子
ドミトリーの勝手な間違いであった。工場の仕事は計画によっている。インガは、この三
月内に托児所を設けることを決定し、それは着手されている。 「私はあなたの自尊心の....
「自伝」より 著者:黒島伝治
年に兵隊にとられ、それからシベリアへやられた。そこで病気にかゝって、大正十一年四
月内地へ帰り、七月除隊になった。十四年までは、病気がよくならんのでブラ/\して暮....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
年、二十七歳の年、正月には閑院内裏造営の恩賞として権大納言、三月|左近衛大将、十
月内大臣、十二月右大臣に昇り、この年母政子も従二位した。 翌承久元年正月二十七....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
それがわかる?」 「でも、柵門の番卒|溜りで、みんながしゃべっていたんです」 「
月内は帰らぬ、とか」 「そうは言ってませんでしたが、島後の館へ、先ごろ、鎌倉表か....
「それから」より 著者:夏目漱石
との差違から調べにかかったが、終日終夜この事だけに精魂を打ち込んだ結果は、約一カ
月内に立派な方法を立て得るに至った。それより以後藩主の家では比較的豊かな生計《く....