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「月刊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

月刊の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:ゴーゴリニコライ
ニエル――愛玩用の小形の尨犬。 北方の蜂――一八〇七年ペテルブルグで発刊された月刊雑誌。同じくペテルブルグで一八二五年から四十年間にわたり続刊された新聞。ここ....
深夜の市長」より 著者:海野十三
あった重い原書や百科辞典や、それから「新青年」、「ぷろふいる」、「探偵文学」、「月刊探偵」などという古雑誌までを幾度も両手に抱えて、チャブ台の上にだんだん重ねて....
自叙伝」より 著者:大杉栄
んど唯一の当面の問題だった。二カ年間続いて来た『近代思想』を自ら廃刊して、新たに月刊『平民新聞』を起し、それがほとんど半カ年間発売禁止を重ねて、さらにまたもとの....
血の文字」より 著者:黒岩涙香
後の探偵吏カシミル、ゴヲドシル記す) (終) (小説集『綾にしき』明治二十五年八月刊収載)....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
って、僕一人だけそこから抜けた。 翌年、すなわち去年の一月に、僕はまたこんどは月刊の『労働運動』を始めた。そしてほとんど毎号、その頃になってようやく知れて来た....
赤旗事件の回顧」より 著者:堺利彦
で社会新聞(一時は週刊)を出だし、後者は大阪で(森近運平の経営で)大阪平民新聞(月刊、後に日本平民新聞)を出だし、さらに前者は後分裂して西川の東京社会新聞を現出....
本困坊・呉清源十番碁観戦記」より 著者:坂口安吾
で、もどってきた。 下 横綱前田山、観戦に現れる。前田山、先般、月刊読売誌上に、呉氏に八子で対戦、敗北したが、角界随一の打手の由である。 とた....
呉清源」より 著者:坂口安吾
私は呉清源と二度しか会ったことがない。この春、月刊読売にたのまれて、呉清源と五子で対局した。五子は元々ムリなのだが、私も大いに....
「刺青殺人事件」を評す」より 著者:坂口安吾
横溝君のも一つ偉いのは、くだらぬ衒学性のないことだ。文章も益々うまくなっている。月刊読売の「ビックリ箱殺人事件」などという珍妙なファルスでも、あれだけの筆力があ....
光は影を」より 著者:岸田国士
から、素人患者の経験談に類するもの、さらに、相当の歴史をもつらしい結核患者相手の月刊雑誌に至るまで、ほとんど、あますところなく手にとつてみた。 彼は、そのつぎ....
あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
に文壇、劇壇の有志数十名により「雲の会」が作られ、その活動の一つとして翌年五月、月刊雑誌「演劇」が創刊された。本稿は、その創刊号から九カ月に亘って連載され、俳優....
母と娘」より 著者:岡本かの子
ドンに在り、各国の主都に支部があって、本部から毎月会員の消息や感想や注意を集めて月刊雑誌に載せ、各会員に配布して居る。其の会員は会報で知った外国の未知の会員同志....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
よりも、南米首府中の第一に位す。各国の人種雑居せる実例は、当市発行の新聞(週刊、月刊をも含む)総計百八十九種のうち、スペイン語に属するもの百五十四種、イタリア語....
「特殊部落研究号」発行の辞」より 著者:喜田貞吉
くその知識を普及せしむるの必要を感じ、本年一月以来、単独に「民族と歴史」と題する月刊雑誌を発行仕り候いて、もっぱらこの方面の研究と知識の普及とに従事致しおり候う....
黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
スコットによってどんな風に使用されたかは、『師範学校、小学校教授法』(明治六年八月刊)という、師範学校長諸葛信澄らの校閲にかかる書物によっても明かである。その中....