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「月参〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

月参の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
から帯に巻付けまして、互に顔と顔を見合せると胸が一杯になり、 友「あゝ去年の二月参会の崩れから始めて逢ってお前と斯《こ》う云う訳になろうとは思わなかったなア」....
旧主人」より 著者:島崎藤村
ラ磯部の温泉で――未だ私がここへ嫁《かたづ》いて来ない前……」 「おおそうそう、月参講《げっさんこう》の連中が大勢泊った日でしたなあ。御一緒に青い梅のなった樹の....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
生れで、幼少な時、童《わらべ》のする役を神宮に奉仕したことがあるとかで神明様へは月参りをした。よくこの人の言ったのに、五十鈴《いすず》河は末流《すえ》の方でもは....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
れんとした最中に卒然として薨ぜられたから、この歌はそれより前で、恐らく、四年春二月参宮の時でもあろうか。さびしい境遇に居られた皇女だから、老女が作ったこの祝福の....