月江[語句情報] » 月江

「月江〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

月江の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
奉公に来たお松のことです。 「みどりさん、みどりさん」 高萩と花野と、もひとり月江という女中が都合《つごう》三人で、お松のみどりの部屋へ駈け込んで来て、 「殿....
日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
に庄内、二十九年六月に三陸、同年八月に陸羽、三十九年三月に台湾の嘉義、四十二年八月江州に大地震があったが、その内で濃尾の地震には七千余人の死人を出し、三陸の海嘯....
中里介山の『大菩薩峠』」より 著者:三田村鳶魚
。こんなことはあったでしょう。けれどもここに出て来る女中の名が、「花野」とか、「月江」とか、「高萩」とかいうように、皆三字名だ。旗本なんぞの奥に使われている女ど....
塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
先の嚊アが死んで、おめえ等が勧めに斯うやって今じゃア女房に持っていた処が、此の二月江戸へ往って火事場から連れて帰ったおえいは、十三年あと勾引された娘だという訳か....
明治の五十銭銀貨」より 著者:服部之総
く、日本にとっての大失敗であった。 というのもその時――一八五八(安政五)年正月江戸で調印された日米通商条約第五条で「外国の貨幣は日本貨幣同種類の同量を以て通....