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月渓
「月渓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
月渓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
て、とかく料理加減に口やかましい人があるものだ。蕪村門下の寧馨児として聞えた松村
月渓もその一人で、平素よく、物の風味のわからない人達に、芸事の細かい呼吸が解せら....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
若干の価を増し前のと交換して、今も持っている。これには表題に上編と記してあって、
月渓の跋文に蕪村の一周忌にこの集を出したのだが、なお翌年の忌には次編を出すといっ....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
句に力を用いしだけ熱心には力をここに伸ばさざりき。 蕪村の俳諧を学びし者月居、
月渓、召波、几圭《きけい》、維駒《いく》等皆師の調を学びしかども、ひとりその堂に....