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月立
「月立〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
月立の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「祖母」より 著者:楠山正雄
一 青めがね 一雄は小学校へ行くようになって、やっと一
月立つか立たないうちに、ふと眼病をわずらって、学校を休まなければならなくなりまし....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
が鳴く鷲の音のみをか鳴き渡りなむ逢ふとは無しに (同・三三九〇) 小筑波の嶺ろに
月立し逢ひだ夜は多なりぬをまた寝てむかも (同・三三九五) 伊香保ろの傍の榛原ね....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
いう新十郎の見方に狂いのある筈はないのだが、修作の云い分によると、主殺しの筋は先
月立てたことで、四日の晩に叱られたのがむしろ運のつきだ、というのさ。修作の言葉は....
「琴のそら音」より 著者:夏目漱石
思って好加減《いいかげん》にして置いたら、一週間目から肺炎に変じて、とうとう一箇
月立たない内に死んでしまった。その時医者の話さ。この頃のインフルエンザは性《たち....
「坊っちゃん」より 著者:夏目漱石
だから、どんな事でも苦にしないで今日まで凌いで来たのだが、ここへ来てからまだ一ヶ
月立つか、立たないうちに、急に世のなかを物騒《ぶっそう》に思い出した。別段際だっ....
「秋の反射」より 著者:宮本百合子
に出て、墓地を埋めて建てた家を知らずに借りて住んだ。そこで二人目の子供を産んで半
月立った或る夕方、茶の間に坐っていた女がいきなり亭主におこりつけた。 「いやな人....
「胚胎」より 著者:宮本百合子
しじゃと申して寺を建て僧侶を迎え致いたが一向に甲斐も見えいでうなされ始めてから三
月立って死んで仕舞うたと申す事での。 学問のある人も徳の高い僧侶もそれが乙女の....
「破落戸の昇天」より 著者:森鴎外
る時はどこかの見せ物小屋の前に立って客を呼んでいることもあるが、またある時は何箇
月立っても職業なしでいて、骨牌で人を騙す。どうかすると二三日くらい拘留せられてい....
「鼠坂」より 著者:森鴎外
て、吊り上げるのである。職人が大勢|這入る。大工は木を削る。石屋は石を切る。二箇
月立つか立たないうちに、和洋折衷とか云うような、二階家が建築せられる。黒塗の高塀....