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月賦払い
「月賦払い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
月賦払いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
ると、彼女は小野田と一緒に、そこから五六丁|隔《へだた》った原っぱの方へ、近所で
月賦払いで買入れた女乗の自転車を引出して行った。一月《ひとつき》の余《よ》も冠っ....
「道標」より 著者:宮本百合子
ために、何年間も苦労してやつれ果てた貧しくつましい妻。彼女夫婦の幸福ととりかえた
月賦払いが終ったとき、もと借りた頸飾りは模造品であったことを知らされる。貧しくて....
「程よい人」より 著者:豊島与志雄
感心の至りである。ついては、会社の給料と万一の場合の退職手当とを担保にするなら、
月賦払いにでもして、入用な金額を一纒めにお世話してもよい。京子さんの方にも金がか....
「モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
きの金は二、三千円から段々に糶《せり》上げて、即金二万円、あとは二千五百円ずつの
月賦払いというのから、三万円即金の残り月賦と顧問氏は、算盤《そろばん》をはじきだ....