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有り付
「有り付〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有り付の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「とと屋禅譚」より 著者:岡本かの子
来ねえか判るもんか。見ろ、まだ九時過ぎだ。あと一稼ぎしなきゃあ、今日のおまんまに
有り付けねえ」 国太郎はそう言ったが、自分の冗談が幇間の気持ちの上にどんなに響....
「番町皿屋敷」より 著者:岡本綺堂
っている水野が笑いながら答えた。「きょうは一度も喧嘩はない。地獄の餓鬼も非時には
有り付かれぬ。ははははは」 だんだん訊くと、それはこの群れではなく、ある侍が町....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
にきまっている。そうでなかったら、お金欲しさに血迷った奴である。こんなのがお金に
有り付いたら、二割や三割どころでない、十割以上も飲み喰いして足を出す輩《やから》....
「教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
第すれば、何程の俸給が取れる。あるいは何々教師の免状を取れば、これくらいの月給に
有り付くというので、先ず算盤《そろばん》をせせくって、計算した上で教育する。これ....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
事なかれ主義の男で、体よくマアマア式に切り抜けたお蔭で、吾輩も今日までマアマアに
有り付いて来た訳だが、それにしても考えて見れば阿呆らしい話じゃないか。ドウセ博士....