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「有り合い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有り合いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
うほどでは無いんですが、休んだ旅人《たびびと》には番茶を出して駄菓子を食わせる。有り合いの肴で酒ぐらいは飲ませるという家で、その茶屋の亭主が宗兵衛、女房がお竹、....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
座敷もあったが、坐り込むと又長くなるというので、二人は店口の床几に腰をおろして、有り合いの肴で飲みはじめた。半七は多く飲まないが、庄太は元来飲める口であるので、....
ある男と牛の話」より 著者:小川未明
た。そこまでくると、男は、牛を前の柳の木につないで、店の中へはいりました。彼は、有り合いの肴でいっぱいやったのでありました。そして、いい機嫌になって、そこから出....