有り限り[語句情報] » 有り限り

「有り限り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有り限りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
限なるべし。其過料を責取るに、役人を差遣《さしつかわ》し、其犯人の貯へ持たる銭を有り限り取上る。譬《たとえ》ば僅に一銭持たるとも、其一銭限り不レ残取上るを一銭切....
風に乗って来るコロポックル」より 著者:宮本百合子
、豊の性格を考えているだけの余裕はない。 彼がどんなに、無雑作な陽気な顔付で、有り限りの土地を売り払うかということは考えない。豊の心にとって、年中黙りこくり、....