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「有る時〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有る時の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二少女」より 著者:国木田独歩
時局を欠勤んでやって見たのですよ。しかし此頃に成って見ると矢張仕事ばかりじゃア、有る時や無い時が有って結極が左程の事もないようだし、それに家にばかりいるとツイ妹....
幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
に少しも恐い者はないと思ったか、私へ対しての振舞いが甚く冷淡に成りました。用事の有る時は相談も仕ますけれど、不断は殆ど捨てて顧みぬ有様です、併し私はそう冷淡に取....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
島切通しに鋏鍛冶金重と云う名人がございました。只今は刈込になりましたが、まだ髷の有る時分には髪結床で使う大きな鋏でございます。鍛えが宜しいから、ジョキリと一鋏で....
敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
れ親が恋しくなると見えて、来て呉れというので、私も野郎が厄介に成ると思って、菜の有る時は菜を抜いて持ってッたり、また茄子や胡瓜を切って売に持って行く時にゃア折々....
政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
所へ出て私が金子《かね》を遣ったに相違ない事を訴えれば、仔細はない、が長屋に事の有る時は支配を致して居《い》る処のお家主の御迷惑はお察し申して居る」 藤「へえ....
」より 著者:島崎藤村
たことが無いと言っても可い位……真実に家の内にばかり引込みきりなんですよ……用が有る時はどうするなんて、三吉なぞは不思議に思うかも知れないが、買物には小僧も居れ....
刺繍」より 著者:島崎藤村
それを大塚さんは考えた。 彼女の旧《もと》の居間へ行って見た。今は親しい客でも有る時に通す特別な応接間に用いている。そこだけは、西洋風にテーブルを置いて、安楽....
新生」より 著者:島崎藤村
飢」を側《わき》に置いて、「恋」に就《つ》いて語っていたことを知った。 「岡君も有る時には有るが、無い時にはまた莫迦《ばか》に無い人だねえ」と岸本は心易《こころ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ていたが、忠作はいっこう撓《ひる》まずに、 「貧乏な奴は日頃の心がけが悪いんだ、有る時は有るに任せて使ってしまい、無くなると有る奴を嫉《そね》んで、あんな騒ぎを....
弟子」より 著者:中島敦
時、その後姿を見送りながら、孔子が愀然《しゅうぜん》として言った。邦《くに》に道有る時も直きこと矢のごとし。道無き時もまた矢のごとし。あの男も衛の史魚《しぎょ》....
浮雲」より 著者:二葉亭四迷
為《す》る事、並《なみ》や通途《つうず》の者ならばそうはいかぬがち。自心に苦悩が有る時は、必ずその由来する所を自身に求めずして他人に求める。求めて得なければ天命....
秋風」より 著者:宮本百合子
りがたみ》を、離《はな》れるとしみじみと感《かん》じる。 彼の人が来れば仕事の有る時は、一人|放《ほう》って置いて仕事をし、暇な時は寄っかかりっこをしながら他....
農村」より 著者:宮本百合子
と云うものはまるでないのである。 町からの魚屋も大方は来ない。辛い鮭と干物とが有る時は良い方である。私共は毎日野菜で暮して居る。牛乳の有るのを幸、それで煮たり....
俳優への手紙」より 著者:三好十郎
する。だのに、君達は、それと同時に一人々々スタアであり続けようとする。稼業に暇が有る時だけ、それをやろうとする。いつなんどきでも逃げ込める場所を自分一個のために....