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有声
「有声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有声の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画時代」より 著者:寺田寅彦
うなトーキーもやはり失敗であるとしか思われない。言うまでもなく独立な芸術としての
有声映画の目的は、やはり他にすでにあるものの複製ではなくて、むしろ現実にはないも....
「国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
いかと思われる。 ザ行の仮名にあたる諸音の子音は、サ行にあたる諸音と同じ子音の
有声音であろうが、当時の発音は、その清音と同様に未だ決定し難い。ずっと古くは最初....
「映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
ると思われる。こういう点でこの映画は一つのおもしろい試みである。そうして少なくも
有声映画に特有な一つの新しい可能性を指摘する点においてかなりの程度まで成効したも....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
単調を防ぐ必要が起こって来る。 それよりも困ったことには国語の相違ということが
有声映画の国際的普遍性を妨げる。無声映画を「聞」いていた観客は、
有声になったため....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
時に、科学者でなければならないのは一つの資格といえるでしょう。人間の声にも、有位
有声と、有位無声とがありますが、前者を十一位に分つと後者が四位、これを宮商角徴羽....