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「有島生馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有島生馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ペンクラブのパリ大会」より 著者:宮本百合子
六月下旬にパリで四日間に亙って開催された国際ペンクラブの第十五回大会に、有島生馬氏や井上勇氏、久米正雄氏などが出席したことが新聞に出ている。その議事日程....
今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
十日間、アルゼンチン首府、ブェノスアイレスに開催され、日本からはじめて島崎藤村、有島生馬の二氏が代表として出席した。大会は、国際事情の複雑な背景を負うた。同じ六....
大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
るために画面の拡大され来たったことも目立つところのことである。 それから今年は有島生馬氏の滞欧作品と津田青楓氏の特別出品があり、その他川口軌外、福沢一郎両氏等....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
にかえて御目にかけます。 七月二十三日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 駒込林町より(有島生馬筆「ある種の肖像画」の絵はがき)〕 七月二十三日。きょうはお目にかかる....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
のを面白く思います。 一水会と言う絵の会に、昨日光子さんと寿江と三人で行って、有島生馬の絵を見てアマチュア芸術家の陥るところは恐るべきものであると感じました。....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
原智恵子のピアノ十一時四十分)六・四 原智恵子という人は初めてききました。有島生馬がパトロナイズしている人で、近頃何とかいう映画監督と(パリにいた)結婚し....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ていることが、服装から、身ごなしから、音楽に溢れて表われていました。例によって、有島生馬が、老いたる瀟洒さで出現してきいていたが、彼はあれを何と判断したでしょう....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(代筆 田辺至筆「秋の戦場ヶ原」(一)と有島生馬筆「霧嶋連山遠望」(二)の絵はがき)〕 (一)二十日。ヨード・カリとい....
昭和二年の二科会と美術院」より 著者:寺田寅彦
二科会(カタログ順)有島生馬氏。 この人の色彩が私にはあまり愉快でない。いつも色と色とがけんかをして....
回想録」より 著者:高村光太郎
と事実とは非常に違うのである。 四年ばかりして外国から帰って来た。その当時矢張有島生馬、南薫造の両君が帰って来て、二人の展覧会が上野で開かれたがそれが新しい傾....
ヒウザン会とパンの会」より 著者:高村光太郎
そうしたアカデミックな風潮に対抗して、当時徐々に新気運は動きつつあった。その頃、有島生馬、南薫造の諸氏も欧洲から帰朝したばかりで烈々たる革新の意気に燃えていた。....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
両氏をはじめ私たち「パンの会」の一連が集って盛んに鬱憤を晴らしていると、その席へ有島生馬君の携えて来たのが『白樺』の創刊号であった。それから時代が次第に浪漫派か....