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有明行灯
「有明行灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有明行灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「千鳥」より 著者:鈴木三重吉
埋まりこんでしまう。しばらく待ってみても容易にふたたび顔を出さない。蒲団の更紗へ
有明行灯の灯が朧にさして赤い花の模様がどんよりとしている。 何だか煮えきらない....
「乳を刺す」より 著者:邦枝完二
それから庭伝いに、縁側まで行って、そっと雨戸を開けまして、枕元の方へ行きますと、
有明行灯の灯で、ぼんやりと見えましたのは、両のこぶしを握りしめている、裸のお由利....