有期[語句情報] »
有期
「有期〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有期の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
イ地獄。又は犯した悪事のむくいで。御用、捕ったぞ、キリキリ歩めと。タタキ込まれる
有期や、無期の。地獄なんぞと大きな違いじゃ。そんな道理がミジンも通らぬ。息も吐か....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
の軽禁錮《けいきんこ》を申し渡されたり。重井、葉石らの重《おも》だちたる人々は、
有期流刑とか無期とかの重罪なりければ、いずれも上告の申し立てをなしたれども、妾の....
「地虫」より 著者:小栗虫太郎
」 「では、僕が控訴したのをお忘れになったのですね。それがあったばかりに、一審の
有期刑が、どうなったと思います? もし僕が、お父さんにそのままの服役を許したとし....