有漏[語句情報] » 有漏

「有漏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有漏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜の靴」より 著者:横光利一
、と末尾に註釈がある。他に、 奇拝――(弟子の三拝九拝に対して師の一拝の挨拶)有漏――(煩悩のこと)器界――(世界のこと)秋方――(西の方) 私は以上の五つ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
である、酒は第二の故郷である、第一の故郷を離れて、第二の故郷へと進んで行くんだ、有漏路《うろじ》より無漏路《むろじ》に帰る一休み、と一休坊主が言ったのは、ここの....
「峠」という字」より 著者:中里介山
の処でもある。慈悲と忍辱《にんにく》の道場であって、業風と悪雨の交錯地でもある、有漏路《うろじ》より無漏路に通ずる休み場所である。 凡《およ》そ、この六道四生....