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有給休暇
「有給休暇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有給休暇の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ズラかった信吉」より 著者:宮本百合子
雇するにも組合の規則でやらなくちゃなんねえ。工場なんかじゃ、お前、一年に一ヵ月も
有給休暇があって、労働者が休みに行く家まで政府からわり当てられているんだとよ」 ....
「道標」より 著者:宮本百合子
れることは絶対に禁じられていたから。馘首によって、彼女と赤坊がうけられる四ヵ月の
有給休暇や産院の保障、哺育補助費などが奪われることがあってはならないから。
ソ....
「スモーリヌイに翻る赤旗」より 著者:宮本百合子
来る赤坊の生存権を保護して来た。たとえば、姙娠している労働婦人は出産前後四ヵ月の
有給休暇を貰う。出産のための産院は無料だ。赤坊のキモノや何かのための支度金を二十....
「ひとごとではない」より 著者:宮本百合子
となって、てんでの日常生活にかえって来る。労働法は、婦人労働者に産前産後四ヵ月の
有給休暇をきめている。その上、月給の半額までの出産支度金と、赤坊がうまれてから九....
「ソヴェト労働者の夏休み」より 著者:宮本百合子
、夏の楽しみようは、想像以上なんだ。 ところで、ソヴェトの労働者は、年一ヵ月の
有給休暇を貰う。 有名な海岸、温泉場、山の避暑地に昔ブルジョアが建てた立派な別....
「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」より 著者:宮本百合子
ってこれはある。労働者クラブの図書館。農民の家の図書館。夏休み、勤労者が一ヵ月の
有給休暇で「休みの家」へ行く時には、その附近に大抵図書館の出張所が出来る。 現....
「モスクワ日記から」より 著者:宮本百合子
て貰うのじゃない。ソヴェト同盟では、あらゆる勤労婦人に出産前後三ヵ月から四ヵ月の
有給休暇を与える。出産支度料を月給の半額まで支給する。九ヵ月間牛乳代を貰える。そ....
「プロレタリア婦人作家と文化活動の問題」より 著者:宮本百合子
溌な社会労働は、完全な母性、幼児保護の設備なしには期待出来ない。産前産後四ヵ月の
有給休暇。無料産院。托児所。出産仕度金は月給の半額まで支給され、ソヴェト同盟の労....
「ソヴェト同盟の婦人と選挙」より 著者:宮本百合子
メリカ七百万人です)七時間労働です。賃銀はもとの三倍になった。毎年一ヵ月勤労者は
有給休暇をもらって元は大ブルジョアの別荘や離宮だった景色のいい「休みの家」へ行け....
「「市の無料産院」と「身の上相談」」より 著者:宮本百合子
な子を生むように、あらゆる法律で、利益を与えている。 労働婦人はみんな四ヵ月の
有給休暇をもらって、月給の半分の仕度金を貰って、そして無料産院で赤坊を生み、なお....
「メーデーに歌う」より 著者:宮本百合子
ンの中には、働く婦人の要求として、同一労働同一賃銀がかかげられたし、産前・産後の
有給休暇の要求も示されていた。これらの当然な要求は、働く婦人の実力でこそ、実現さ....
「生きるための協力者」より 著者:宮本百合子
務など、無理のない部署に配置されて八ヵ月までつとめます。産前二ヵ月、産後二ヵ月、
有給休暇をとります。そして居住地域の産院、母子健康相談所が、若い母と子との健康の....
「砂遊場からの同志」より 著者:宮本百合子
室、クラブ室などは勿論共通だ。 学校ばかりか、すべての勤労者が、年に一ヵ月ずつ
有給休暇をとって休みに行く「休みの家」でも、こういう工合にやられている。 夫婦....
「共産党公判を傍聴して」より 著者:宮本百合子
を貰うのだそうです。勿論女も男と同じ労働に対しては同一の賃銀で、産前産後四ヵ月の
有給休暇を貰う。無料の産院がある。そして、昔はブルジョアや貴族がもっていた別荘を....