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「有線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有線の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
さきの第一報は無電で入った。ところがこんどの第二報は無電ではなかったんだ。それは有線電信で入ったことが分った。どこからその電信がうたれたか。WGY局でそれを見せ....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
で卓上電話機のようなものを、耳と口とに、圧しあてていた。これは司令部との間を繋ぐ有線電話班の一隊に、違いなかった。 「おう」 四万中尉が、声をかけた。 「司令....
変った話」より 著者:寺田寅彦
からぬ寝言にもならない活字の行列になってしまうのである。 この二十世紀の巧妙な有線電信機の生命となっている同時調節の応用も、その根本原理においては前記の古代ギ....
脳波操縦士」より 著者:蘭郁二郎
、このスイッチを押せば右手を挙げ、このスイッチを押せば声を出す、といったような、有線操縦ではなくて、無線操縦よりも、更にもう一歩進んだ、寧ろ、神秘的なといった方....
人造物語」より 著者:海野十三
いでしょうな、ようがすか、バラしちまいますぜ)、カーテンのうしろに若い男が居て、有線電話式にロボットの代りにきいたり、喋ったりしていたのである。僕が科学画報の宮....
運命のSOS」より 著者:牧逸馬
フォン》を取って耳に当てがってみたのだが、彼は素人だけに、その機械は、傍らの磁気有線検電機《マグネテック・ワイア・デテクタア》――これは時計式の旋弾仕掛けになっ....