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有要
「有要〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
有要の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の経過した学生時代」より 著者:夏目漱石
職として勤めているのが多かった。 でも、当時此の塾舎の学生として居た者で、目今
有要な地位を得ている者が少くない。一寸《ちょっと》例を挙《あ》げて言って見ると、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ら、もう一つの珍客はムク犬です。 ムクは、この著作に於てこそ、かなり知名にして
有要な役目をつとめつつある犬ですけれども、田山白雲とは未《いま》だ相識の間でもな....
「チャアリイは何処にいる」より 著者:牧逸馬
るのだ。それに、普段から市民に親しまれているから、なにか事があると、だれもかれも
有要な情報と援助を与えることを惜しまない。ここらが日本あたりとはだいぶ違う。それ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
行って、技術上の練達が益※要求されたため、自身の文学的蓄積の効果は嘗てない程度に
有要であった。自分はそれらのものをよく活用して、健全な生活と文学との有機的関係を....