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朔望
「朔望〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朔望の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「煙管」より 著者:芥川竜之介
、勿論、金無垢の煙管《きせる》一本の費用くらいは、何でもない。が、賀節《がせつ》
朔望《さくぼう》二十八日の登城《とじょう》の度に、必ず、それを一本ずつ、坊主たち....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
んめい》を勧請《かんじょう》し、社を建て、産土神《うぶすながみ》として朝夕参り、
朔望《さくぼう》には、必ず村中ことごとく参り、もって神恩を謝し、聖徳を仰ぐ。『菅....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
かろうと、盃は満ちる。 たのしむがいい、おれと君と立ち去ってからも、 月は無限に
朔望をかけめぐる! (96) 選ぶならば、酒場の|舞い男*の道がよい。 酒と....
「魚玄機」より 著者:森鴎外
を悦ばしめたのである。 当時道家には中気真術と云うものを行う習があった。毎月|
朔望の二度、予め三日の斎をして、所謂四目四鼻孔|云々の法を修するのである。玄機は....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
ば改暦があっても、日本では同一のものに固執して支那の新暦法を採用することもせず、
朔望に大きな誤差を生ずるに至ってもどうすることもできないのであったが、これは単に....