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「望むらくは〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

望むらくはの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
て人に視すの時、書して曰く、前輩後学を勉めしむ、惓惓の意、特り文辞のみに在らず、望むらくは相与に之を勉めんと。臨海の林佑、葉見泰等、潜渓の詩に跋して、又|各宋太....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
様に無限の憎悪を以て夫に臨んでもさし閊える筈はない。要点は批評の科学的客観性だ。望むらくは冷酷な同情を一切の批評家の胸に!である。冷酷な同情は冷静であると限らな....
経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
代を支払わない資本のみをもってする穀物の生産費によって左右される、という原則を、望むらくは満足に、樹立したから、生産費を増加せしめるものはいかなるものも価格を騰....
お母さんは僕達の太陽」より 著者:小川未明
、貴いものであるか分らない。これこそ、真に日本の母性の輝かしい姿なのであります。望むらくは、すべてのお母さんが、子供のために、犠牲となる覚悟を持ってもらいたいの....
三国志」より 著者:吉川英治
は、やにわに彼の脚下へひざまずいて、再拝しながら、 「玄徳、不才ではありますが、望むらくは、先生を請じ、新野へ伴い参らせて、共に、漢室を興し、万民を扶け、今日の....