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「朝拝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

朝拝の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
「秋川さん、秋川ひろ子さんとおつしやいましたね。お手紙たしかに頂戴しました。今朝拝見しました。お待ちしておつたのです。ここにいるのは小川雅夫といつて、私の極く....
ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
不肖《ふしょう》私の語ではない、実にシカゴ畜産組合の肉食宣伝のパンフレット中に今朝拝見したものである。終に臨んで勇敢《ゆうかん》なるマットン博士に深甚《しんじん....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
俳句抄録 新年の部 元日や一系の天子不二の山 六日はや睦月は古りぬ雨と風朝拝や春は曙一の人 輪飾や吾は借家の第一号 輪飾の低うかゝりし戸口かな 打ちつれ....
源氏物語」より 著者:紫式部
うちぎ》を着た元日の紫の女王は、急に近代的な美人になったようである。源氏は宮中の朝拝の式に出かけるところで、ちょっと西の対へ寄った。 「今日からは、もう大人にな....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
所の顕治宛 目白より(封書)〕 八月十日 第四十二信 お手紙ありがとう。今朝拝見しました。そして、読んで或おどろきを感じ、それから様々の感想を刺戟されまし....
三国志」より 著者:吉川英治
じたまでのこと」 「それがしは、遠い辺土の国境にあって、西蕃の守りに任じ、天子に朝拝する折もめったになく、国舅とも稀にしかお目にかかれんで、押してご面会をねがっ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
じろ車で、どこにそんな飢えがあるかのようにしか眺められない。 正月の節会 小朝拝、百官の参賀 朝覲の行幸 二ノ宮(東宮・中宮)の大饗 子の日遊び と....
私本太平記」より 著者:吉川英治
どに―― と、古典はいとかんたんに書いている。 新玉の年立ち帰れども 内裏には朝拝もなし 節会もおこなはれず 京、白河には 家をこぼちて堀に入れ 財を積んでは....