朝旨[語句情報] »
朝旨
「朝旨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朝旨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
厚悦ぶ可しと雖も、時既に晩く、卓敬の言は、明徹用いるに足ると雖も、勢|回し難く、
朝旨の酷責すると、燕師の暴起すると、実に互に已む能わざるものありしなり。是れ所謂....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
仏祖の旧恩を守って、道を道とするに、どうして片手落ちの異見を受くべきであろうぞ。
朝旨に戻らず、三条の教憲を確と踏まえて、正を行ない、邪をしりぞけ、権衡の狂わない....
「堺事件」より 著者:森鴎外
から、残る人々の助命の事を日本政府に申し立てると云った。明朝は伊達少将の手を経て
朝旨を伺うことになるだろう。いずれも軽挙|妄動することなく、何分の御沙汰を待たれ....