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「朝月夜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

朝月夜の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薬草取」より 著者:泉鏡花
て医王山へ花を採りに、私の手を曳いて、楼に朱の欄干のある、温泉宿を忍んで裏口から朝月夜に、田圃道へ出た時は、中形の浴衣に襦子の帯をしめて、鎌を一挺、手拭にくるん....
黒百合」より 著者:泉鏡花
沢、高岡、それから富山。 三十五 湯の谷の神の使だという白烏は、朝月夜にばかり稀に見るものがあると伝えたり。 ものの音はそれではないか。時なら....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
は見渡すという行為にも関聯しているから、「見れば」にも続く。「わが寝たる衣の上ゆ朝月夜さやかに見れば」、「海人の釣舟浪の上ゆ見ゆ」、「舟瀬ゆ見ゆる淡路島」等の例....