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朝顔形
「朝顔形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朝顔形の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蕎麦の味と食い方問題」より 著者:村井政善
、おつゆをかけて出されてもきらりと光っていたものであります。「かけ」の丼は八角の
朝顔形で、蒸籠も今のとはちょっと違って、あの四角の端に耳が出ていました。つまり井....
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
朝の色は何々ぞ。紺に、瑠璃に、紅絞り、白に、水紅色、水浅葱、莟の数は分らねども、
朝顔形の手水鉢を、朦朧と映したのである。 夫人は山の姿も見ず、松も見ず、松の梢....
「土から手が」より 著者:牧逸馬
の裏。 着物――上衣と洋袴《スカアト》に別れたる高級の紺サアジ。スカアトは下が
朝顔形に開いて、上着の両傍に各一個のポケット。襟は藤色フェルトのカラアで飾られ、....