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木の葉天狗
「木の葉天狗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木の葉天狗の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「相撲」より 著者:寺田寅彦
昔の土佐には田野の間に「シバテン」と称する怪物がいた。たぶん「柴天狗」すなわち
木の葉天狗の意味かと想像される。夜中に田んぼ道を歩いているとどこからともなく小さ....
「重兵衛さんの一家」より 著者:寺田寅彦
の話とか、荒倉山の狸が三つ目入道に化けたのを武士が退治した話とか、「しばてん」(
木の葉天狗)と相撲を取る話。「えんこう」(河童)を釣る話とかいう種類のものが多か....
「迷信解」より 著者:井上円了
も鼻高く翼をそなえたる怪物にして、小天狗はその形鳥に似ておる。すなわち、世にいう
木の葉天狗のことである。 天狗の名称はシナの書物より伝わりたるに相違ない。その....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
れは帰り新参のお目見得として、「鞍馬山」のだんまりに牛若丸をつとめ、養父菊五郎が
木の葉天狗実は天明太郎に扮した。かれはそのほかに中幕の「信仰記」で狩野之助をつと....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
坊・多聞坊・日輪坊・月輪坊・天実坊・静弁坊・道恵坊・蓮知坊・行珍坊以下、名もない
木の葉天狗・烏天狗の末に至るまで、御眷属の護法が甚だ多いので、一とたび足を鞍馬の....